13:安全な水が飲みたいね。
「1:このブログを始めたわけ」でも書いたように、
私が東京から大阪へ移住することを決めたのは、2011年3月11日以降の、東京の水道水や空気のおかしな味のせいです。
金属が混じっているような味になってしまったね。
ある友達に、私が大阪へ行くことを伝えた時、「なぜ?」ときかれたので、
「東京の水道水、飲めないしね」
って、答えたら、
「えーっ? もともと水道水なんか、飲まないでしょ、普通」
と、笑われたんだけど。
私の子どもの頃は、飲めたんだ。
都内だけど、いい水の流れがあってね。
そこからやってくる水は、いつも冷たくて、都心の水とは味が違っていて、
「ザク美ちゃんとこのお水おいしいわぁ!」
って言われるのが誇らしかったりしたのよ。
何年くらい前からかね、都内の浄水場の水は、まぜこぜにされて供給されるようになったらしくて、だから、最近は、水道水をそのまま飲めていたわけではないんだけどね。
それでも、ドイツの浄水器ブリタを使ってれば、とてもおいしい水になったので、ぜんぜん困ってはいなかった。
でも、実際の話、2011年の3月11日以降、東京の水はダメになった。
特に、2011年の3月4月は、飲んだら病気になるレベルだったと思う。
放射性ヨウ素の半減期が8日だというので、最初の頃はペットボトルを何本も用意して、水を汲み置いて、数十日経ったものから、順番に浄水器を通して飲んでいた。
でも、それでもだめだったので、ネットで、ゼオライトをたくさん買って、ペットボトルに入れておいて、それから浄水器を通して飲んでいた。
でも・・それで除去できるのは、ヨウ素とセシウムくらいだよね。
実際には、もっといろんなものが混入していたので、それではやっぱりダメだったのだ。
それ以来ずっと、飲み水は買って飲む暮らしをしている。
最初は、西友のネットスーパーで、カナダの水を安く売っていたので、それを買っていた。
ところが、そのうちに欠品になってしまった。
(そりゃ、カナダの水会社だって、日本からこんなに注文が来るとは思ってなかっただろうね)
仕方ないので、韓国の水とか台湾の水とか、九州の水とかいろいろ買った。
そのあとは、ネットで見つけたイタリアの水。
安くてボトルも持ちやすいし、おしゃれだし、気にいっていて、ずっと買っている。
おかげで引越しの時は、その水の入っていた段ボールでほとんどの荷物の梱包ができてしまったよ。
こんなふうに水を買って暮らす生活が、もう一年以上続いている。
お金かかるね。
大阪へ越してきてからしばらくは、「わーお水が飲める!」とよろこんで、水道水をブリタに通して飲んでいたけど、あまりおいしくないので、やっぱり近所のスーパーやドラッグストアで九州の水や、鳥取の水なんかを買って飲むようになった。
ところが、毎日、そんな重いものを買いに行っていたせいか、腕を痛めてしまった。
それで最近はまた、イタリアの水を買っている。
これ→ ネレア 無発泡
イタリアから輸入した水を飲んで暮らす日が来るとはね、思ってもいなかったよ。
一昨日、注文したので、今日届く。
今、それを待っている間にこれを書いているの。
と、思ったら来た。
イタリアからの長旅なので、箱がちょっとくたびれている。
開けるとこんな感じ。
6本ずつパッケージされているので、便利。
1本 取り出したところ。
ドーン☆
今は、このお水に助けられています。
かなり安いし。(2リットル、79.5円 )
でも、こんなにがんがん日本が輸入していたら、これもそのうち欠品になるだろうなぁ、と思ってる。
それで、これが入手不能になった時のために、次の手を打っておかなくてはならない。
今日、見つけたのは、2ヶ月ごとに放射性物質の検査結果を公表している水の宅配会社。
天然水というだけで「安全」と謳っているメーカーも多いから、こまめに検査結果を出している会社は、企業の姿勢として大事だよね。
。
ここは、サーバーのレンタル料は無料で、解約料は「弊社負担!」と書いてあるので、真面目に検討してみようかなと思っている。
水は、生命の基本なので。
- 2012.07.22 Sunday
- 安全な食品
- 04:58
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- by ザク美