50:大阪ガス販売店がファンヒーターを・・
さて。
今日は、大阪ガス販売店(大阪ガスの代理店兼販売店)の方が、ガスファンヒーターを持ってきてくれる日でした。
予定どおり、朝9時過ぎに届きました。
これです。
↓
実は、私は大阪ガスのファンヒーターとは、浅からぬ因縁があり・・。
ちょっと長くなりますが、そこから話を始めますね。
去年の夏のことでした。
私は、東京からの移住にそなえて、大阪の住居を借りました。
何度も話しているように、駅から近くで、猫飼育OKの物件が見つかった時点で、契約することにしたのでした。
暑さのさかりでした。
それどころか、大阪の夏は、経験したことのないほどの灼熱でした。
7月に契約して、7月の後半にいよいよ入居し、電気やガスや水道などの開栓手続きをしました。
電気と水道は、申し込むだけで開通します。
けれども、ガスは指定された業者がやってきて、開栓をします。
その時、来てくれたのが大阪ガスから委託された担当の業者さんでした。
ガスの開栓は、なんなく済みました。
私はまだ、引越してもいなくて、室内は照明もないようなありさま。
近くのホームセンターで天井用のライトを買ってきてあったのだけれど、椅子もないので、設置ができない。
そこへ舞い込んできたのが、大阪ガス販売店のF本さんでした。
私は、F本さんの持ってきた魅力的な脚立 に目をつけました。
「ここに、ちょうど脚立があるようですね」
「はい、なんでしょうか?」(大阪ガス販売店のF本さん)
「いえ、この天井のライトつけたいんですけど、届かないので、もしよかったら脚立を貸していただけたら・・。」
「いいですよ」
そして、私は飛んで火にいるF本さんから脚立を借りた。
ところがうまく付かない。
器具の元の部分からつけるのは初めてだったので。
すると、F本さんが教えてくれた。
「これをまず外して、これを先に付けるんですよ。それから、これをはめれば・・。」
「あ、そうなのか。すみません、つけてもらえますか?」
「あ、いいですよ」
F本さんは、テキパキパキっと、シーリングライトを設置してくれた。
神の降臨。
「あの、これもあるんですけど」
「はあ、いいですよ」
F本さんは、二個目のライトもつけてくれた。
3個めは、F本さんに借りた脚立で、自分で付けた。
F本さんのおかげで、真っ暗だった室内に明かりがともったのだ!
で、そんな恩人のF本さんなのだが、その会話には、こんにちは。を言った当初から、不思議なキーワードが挟まれていた。
「東京からですか。東京は冬は寒いでしょうね」
「えっ? 寒いって・・」
「いやあ、寒いんだろうなあと思って」
「まあ、寒いっていえば寒いかもしれないけど、まあ、普通じゃないですかね」
私はこんなふうに答えた。
天井灯も付いたし、ガスも点くし、F本さんは、すべての作業を終えて、私は認めのハンコを押すだけになった。
「ここに、認め押して下さい」
「はい」
私は、ハンコを押した。
すると、F本さんが言った。
「いやあ、冬は寒いでしょうね」
「は?」
「大阪もね、冬は寒いですよ」
「あ、そ、そうですか・・」
「こんなマンションなんかもね、冷え込みますからね。窓ガラスが冷えて、こう、サーッと冷気がねぇ」
「はあ、そうですね」
そこで、F本さんは、大阪ガスのファンヒーターのパンフレットを取り出した。
「今、キャンペーン中なんですけどね」
でたー! これだったのか!
「今、うちの方で、キャンペーンっていうことで、3万8000円のところ・・」
でました! 3万8千円のファンヒーターが今なら2万9800円とか言うんだろ・・・。
すると、F本さんは言った。
「ま、代金はあとでいいんですけど、今月中に契約していただいた方には、6800円で」
「6800円?」
これにはちょっと動いた。
「いやあ、大阪の冬は寒いですからねえ」
「はあ・・。6800円・・。代金は、あとでいいんですか?」
「ええ、届けた時でかまいませんよ」
「そうですか・・。」
エアコンもまだ買ってないし、どうせ何らかの暖房器具は買わなくてはいけないので、大阪ガスのおすすめするガスファンヒーターが6800円なら、買ってもいいかな、と思った。
F本さんのおかげで、3部屋分の明かりが付いただけでなく、付け方も教えてもらったので、この6800円の営業でF本さんが少しでも営業成果があがるのなら、よそで買うよりまあ、いいか。今は契約だけしておいて、代金は、今度届けた時でいいっていうし。
ということで、F本さんから、6800円で、ガスファンヒーターを買うことにしたのです。
F本さんは、とても喜んで、
「これがあれば暖かいですよ、冬も安心ですからね」
まだ、カーテンも買っていない西日のあたるその部屋の温度は、今まさに36度にもなろうとしていたが・・・。
ともあれ、私はF本さんから、大阪ガスのガスファンヒーターを購入した。
その冬、大阪に滞在するたびに、部屋を瞬時に温めてくれるガスファンヒーターと、F本さんの先見性に感謝したことは言うまでもない。
さて、契約書類に私がサインをすると、F本さんが言った。
「それじゃあ、明日でいいですか?」
「は?」
「ファンヒーターのお届けです」
「え、今は契約だけで、届けるのはずっとあとでは?」
「いえ、早い方がいいですからね、明日の何時がいいですか?」
というわけで、ファンヒーターは翌日届き、私はファンヒーターの代金6800円を翌日、現金でF本さんに支払った。
ここまでが、ガスファンヒーター大阪篇。
これが去年の夏のことでした。
さて、こういういきさつがあったので、今回、兵庫県に移住して、大阪ガスの販売店の方がガスの開栓に来る! と聞いて、私が「ガスファンヒーターはもう持ってるぞ!」と自信満々でお迎えしたのは、当然のことと言えるでしょう。
兵庫県の大阪ガス販売店からいらした方は、F本さんとは打って変わって、気の弱そうな、さらに、身体も弱そうな消え入りそうな青年でした。・・
階段を登って二階に来てもらうのも申し訳ないくらいの・・。
この色白の青年を、K上さんとしておきましょう。
ガスの開栓、器具の説明等は、すぐに終わり、恒例のパンフレットが登場しました。
K上さんは言いました。
「それで、今回、開栓していただいたお客様限定で、このガスファンヒーターを、通常、3万3390円のところ・・」
でたー! 来たー! これだー!
私は、K上さんの言葉を遮って、大得意で答えましたね。
「去年、買ったんですよ。大阪で、これと同じやつです!」
けれども、色白のK上さんは、動じることもなく、説明を続けました。
「ええ、今回開栓していただいたお客様に、キャンペーンといたしまして、
このガスファンヒーターをプレゼントさせていただきます」
「ぷ・・プレ・・?」
「はい。当社から、プレゼントさせていただきます」
動じるザク美。
「プレゼントって・・な、なんで?」
「はい、新しく、開栓していただいたお客様に、今後も当社の製品をご利用いただけるように、プレゼントです。受け取っていただけますか?」
やられた。
まさか、ガスファンヒーターの無料配布とは!
「プレゼントなんですか。そうですか。ここ、ファンヒーター使えるんですか?」
「はい、こちらに接続できます」
「そうか、使えるのか・・。それじゃあ、せっかくなのでいただきます。」
そして、今日の午前9時、玄関に色白のK上さんが現れて、ガスファンヒーターを届けてくれたのだよ。
ほら、箱を開けたところ。
新品のガスファンヒーター。
ああ、びっくりした。
おかげで、うちには、大阪ガスのガスファンヒーターが、2台もあるんだよ!
どうだ。
大阪ガス、関電に負けずにぜひがんばって下さい!
冬には、大阪ガスのガスファンヒーターを使わせていただきます☆
というわけで、今回の記事タイトル、正しくは
「50:大阪ガス販売店がファンヒーターを、くれた!」
でした。
《大阪ガスからファンヒーターをもらえない関東圏の皆様へ》
東京新聞を定期購読して、防災セットをもらいましょう。
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今日は、大阪ガス販売店(大阪ガスの代理店兼販売店)の方が、ガスファンヒーターを持ってきてくれる日でした。
予定どおり、朝9時過ぎに届きました。
これです。
↓
実は、私は大阪ガスのファンヒーターとは、浅からぬ因縁があり・・。
ちょっと長くなりますが、そこから話を始めますね。
去年の夏のことでした。
私は、東京からの移住にそなえて、大阪の住居を借りました。
何度も話しているように、駅から近くで、猫飼育OKの物件が見つかった時点で、契約することにしたのでした。
暑さのさかりでした。
それどころか、大阪の夏は、経験したことのないほどの灼熱でした。
7月に契約して、7月の後半にいよいよ入居し、電気やガスや水道などの開栓手続きをしました。
電気と水道は、申し込むだけで開通します。
けれども、ガスは指定された業者がやってきて、開栓をします。
その時、来てくれたのが大阪ガスから委託された担当の業者さんでした。
ガスの開栓は、なんなく済みました。
私はまだ、引越してもいなくて、室内は照明もないようなありさま。
近くのホームセンターで天井用のライトを買ってきてあったのだけれど、椅子もないので、設置ができない。
そこへ舞い込んできたのが、大阪ガス販売店のF本さんでした。
私は、F本さんの持ってきた魅力的な脚立 に目をつけました。
「ここに、ちょうど脚立があるようですね」
「はい、なんでしょうか?」(大阪ガス販売店のF本さん)
「いえ、この天井のライトつけたいんですけど、届かないので、もしよかったら脚立を貸していただけたら・・。」
「いいですよ」
そして、私は飛んで火にいるF本さんから脚立を借りた。
ところがうまく付かない。
器具の元の部分からつけるのは初めてだったので。
すると、F本さんが教えてくれた。
「これをまず外して、これを先に付けるんですよ。それから、これをはめれば・・。」
「あ、そうなのか。すみません、つけてもらえますか?」
「あ、いいですよ」
F本さんは、テキパキパキっと、シーリングライトを設置してくれた。
神の降臨。
「あの、これもあるんですけど」
「はあ、いいですよ」
F本さんは、二個目のライトもつけてくれた。
3個めは、F本さんに借りた脚立で、自分で付けた。
F本さんのおかげで、真っ暗だった室内に明かりがともったのだ!
で、そんな恩人のF本さんなのだが、その会話には、こんにちは。を言った当初から、不思議なキーワードが挟まれていた。
「東京からですか。東京は冬は寒いでしょうね」
「えっ? 寒いって・・」
「いやあ、寒いんだろうなあと思って」
「まあ、寒いっていえば寒いかもしれないけど、まあ、普通じゃないですかね」
私はこんなふうに答えた。
天井灯も付いたし、ガスも点くし、F本さんは、すべての作業を終えて、私は認めのハンコを押すだけになった。
「ここに、認め押して下さい」
「はい」
私は、ハンコを押した。
すると、F本さんが言った。
「いやあ、冬は寒いでしょうね」
「は?」
「大阪もね、冬は寒いですよ」
「あ、そ、そうですか・・」
「こんなマンションなんかもね、冷え込みますからね。窓ガラスが冷えて、こう、サーッと冷気がねぇ」
「はあ、そうですね」
そこで、F本さんは、大阪ガスのファンヒーターのパンフレットを取り出した。
「今、キャンペーン中なんですけどね」
でたー! これだったのか!
「今、うちの方で、キャンペーンっていうことで、3万8000円のところ・・」
でました! 3万8千円のファンヒーターが今なら2万9800円とか言うんだろ・・・。
すると、F本さんは言った。
「ま、代金はあとでいいんですけど、今月中に契約していただいた方には、6800円で」
「6800円?」
これにはちょっと動いた。
「いやあ、大阪の冬は寒いですからねえ」
「はあ・・。6800円・・。代金は、あとでいいんですか?」
「ええ、届けた時でかまいませんよ」
「そうですか・・。」
エアコンもまだ買ってないし、どうせ何らかの暖房器具は買わなくてはいけないので、大阪ガスのおすすめするガスファンヒーターが6800円なら、買ってもいいかな、と思った。
F本さんのおかげで、3部屋分の明かりが付いただけでなく、付け方も教えてもらったので、この6800円の営業でF本さんが少しでも営業成果があがるのなら、よそで買うよりまあ、いいか。今は契約だけしておいて、代金は、今度届けた時でいいっていうし。
ということで、F本さんから、6800円で、ガスファンヒーターを買うことにしたのです。
F本さんは、とても喜んで、
「これがあれば暖かいですよ、冬も安心ですからね」
まだ、カーテンも買っていない西日のあたるその部屋の温度は、今まさに36度にもなろうとしていたが・・・。
ともあれ、私はF本さんから、大阪ガスのガスファンヒーターを購入した。
その冬、大阪に滞在するたびに、部屋を瞬時に温めてくれるガスファンヒーターと、F本さんの先見性に感謝したことは言うまでもない。
さて、契約書類に私がサインをすると、F本さんが言った。
「それじゃあ、明日でいいですか?」
「は?」
「ファンヒーターのお届けです」
「え、今は契約だけで、届けるのはずっとあとでは?」
「いえ、早い方がいいですからね、明日の何時がいいですか?」
というわけで、ファンヒーターは翌日届き、私はファンヒーターの代金6800円を翌日、現金でF本さんに支払った。
ここまでが、ガスファンヒーター大阪篇。
これが去年の夏のことでした。
さて、こういういきさつがあったので、今回、兵庫県に移住して、大阪ガスの販売店の方がガスの開栓に来る! と聞いて、私が「ガスファンヒーターはもう持ってるぞ!」と自信満々でお迎えしたのは、当然のことと言えるでしょう。
兵庫県の大阪ガス販売店からいらした方は、F本さんとは打って変わって、気の弱そうな、さらに、身体も弱そうな消え入りそうな青年でした。・・
階段を登って二階に来てもらうのも申し訳ないくらいの・・。
この色白の青年を、K上さんとしておきましょう。
ガスの開栓、器具の説明等は、すぐに終わり、恒例のパンフレットが登場しました。
K上さんは言いました。
「それで、今回、開栓していただいたお客様限定で、このガスファンヒーターを、通常、3万3390円のところ・・」
でたー! 来たー! これだー!
私は、K上さんの言葉を遮って、大得意で答えましたね。
「去年、買ったんですよ。大阪で、これと同じやつです!」
けれども、色白のK上さんは、動じることもなく、説明を続けました。
「ええ、今回開栓していただいたお客様に、キャンペーンといたしまして、
このガスファンヒーターをプレゼントさせていただきます」
「ぷ・・プレ・・?」
「はい。当社から、プレゼントさせていただきます」
動じるザク美。
「プレゼントって・・な、なんで?」
「はい、新しく、開栓していただいたお客様に、今後も当社の製品をご利用いただけるように、プレゼントです。受け取っていただけますか?」
やられた。
まさか、ガスファンヒーターの無料配布とは!
「プレゼントなんですか。そうですか。ここ、ファンヒーター使えるんですか?」
「はい、こちらに接続できます」
「そうか、使えるのか・・。それじゃあ、せっかくなのでいただきます。」
そして、今日の午前9時、玄関に色白のK上さんが現れて、ガスファンヒーターを届けてくれたのだよ。
ほら、箱を開けたところ。
新品のガスファンヒーター。
ああ、びっくりした。
おかげで、うちには、大阪ガスのガスファンヒーターが、2台もあるんだよ!
どうだ。
大阪ガス、関電に負けずにぜひがんばって下さい!
冬には、大阪ガスのガスファンヒーターを使わせていただきます☆
というわけで、今回の記事タイトル、正しくは
「50:大阪ガス販売店がファンヒーターを、くれた!」
でした。
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- 2012.09.28 Friday
- 大阪ガス
- 17:08
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- by ザク美