133:移住先は海外がいいのか、国内がいいのか。
こんにちは。
風薫る5月も半ばを過ぎて、残り一週間。
今年は、大阪市の瓦礫焼却がないので、いい風が吹いています。
窓も開けられるのでうれしい。
この前、Twitterで回ってきたツイートに、「女子アナはどんどん海外移住」みたいなのがあって、確かに、驚くほどの数の女子アナたちが、海外に住まいを移していることがわかりました。
ほんと?という方は、「女子アナ 移住」で検索してみてください。
「夫の海外赴任のため」とか、「新しいことにチャレンジしてみたい。海外留学します」とか、いろんな理由をつけているんだけれど、日本で女子アナ、特に東京キー局のアナウンサーになるというのは、ちょっと「女子アナ 倍率」と検索しただけでも、「1000倍」とか出るくらいだから、簡単に捨てられる職業ではないはずです。
そんな彼女たちが、せっかく手にした職業を投げ捨ててまで、この三年間にわれもわれもと、海外へ住まいを移すというのは、東京で仕事をしながら生活するには、なんらかの不都合がある、と判断された結果なのだろうと思います。
311のあと、テレビ局などのマスコミには、逐一、正しい情報が入っていたみたいだし。
そんなわけで、経済的な余裕も、語学力も十分な人たちは、この三年間にずいぶんたくさん、海外に移住されましたね。
で、今日のテーマ。
「移住先は海外がいいのか、国内がいいのか?」という話です。
これは、考え方が、真っ二つに分かれていますね。
もともと海外経験豊富な方たちは、いち早く、海外に移住された模様です。
国内と海外とで、それほど境を感じないで移動できる方々でしょうね。
その場合にも、国内に親などがいて、家もそのまま残して、という方たちは、家財道具を整理することもなく、比較的楽に海外移住に踏みきれたのかもしれません。
私は、と言うと、海外への移住を考えたことは一度もありません。
それだけの能力がないから。
海外移住するには、乗り越えるハードルが多すぎて、とても現実問題としては考えられません。猫たちのこともあるし、親のこともあるし。
そういう個人的な事情だけでなく、日本人全体が助からなくてはならないと考えると、海外に行くという選択肢は無理になります。
おそらく、最初の何十万人かが海外移住した時点で、それぞれの国での日本人に対する考え方は変わってくるだろうし、百万人単位で移住した時点で、おそらくその国にとって日本人が迷惑な存在になってくる。さらに、一千万単位の日本人が、海外に生活拠点を移した場合、もはや、世界は「日本人問題」に頭を抱えることになってくるでしょう。
そうでなくても、日本は、世界の海、漁場である太平洋を、毎日恐ろしい勢いで汚染し続けているのだから、世界に対しては、もはや日本人は加害者になってしまった、というのが本当のところだと思います。
条件が整って、海外移住をできた方は、そこで現地の方とうまく人間関係を作って、しあわせに暮らしてほしいと思っています。
でも、どうしても、海外に移住しなきゃ、と焦る必要もないだろうと思います。
一挙にすべての問題がクリアーされるなんてことは、ないのだから、現在の状況よりも少しいい状態に移行していくのが、大事だと思います。
汚染のとてもひどい地域から、比較的ましな地域へ。
たとえば、学校給食で被曝させられる危険の高い地域から、学校給食が安全な地域へ。
特に、すでにいろいろな症状が出てしまっているお子さんのいる家庭などは、一足飛びに海外へなどと考えなくても、多少なりとも状況を改善できる土地への移住は、大事だと思います。
そのために必要なのは、自分の感覚だと思います。
その場所へ行って、空気の感じ。臭い、風がどこから吹くか。
今いるところよりも、ずっと大丈夫な感じ、という身体感覚に従うのが大事だと思います。
もちろん、行政がどうなっているか、学校教育がどうか。
そんなこともきちんと調べる必要があります。
あまりにも保守的な地方へ行って、学校や教育委員会と闘うのは、とても大変ですから。
Twitterなどで、すでに移住している人と知り合って、その場所の情報を詳しく聞くのがいいと思います。
みんながしあわせになれますように。
ザク美。
住んでみたい街の家賃などを調べてみる。
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- 2014.05.23 Friday
- 移住先を決める。
- 20:16
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- by ザク美